岩下継さん『仕事の後は恋しよう1巻』を読んだ感想
スポンサーリンク
どうも。田中(@tanaka_raku2)です。
6月7日に発売された岩下継さん(@KeiIwashita)の『仕事の後は恋しよう1巻』を読んだ感想を書こうと思います。
※以下軽いネタバレあり※
あらすじ
好きになったのは「本当の私」を見てくれたひと。
引っ込み思案な蔵下まもりは、社会人生活をスタートするにあたり、
仕事がバリバリできて格好良い「理想の自分」を夢見ていたが、現実はそうはいかず……
会社でまさにその理想を体現したような上司涼矢あさひに出会い、憧れる。
同僚のいやがらせなどもあり、孤立しそうになるまもりだが、
負けずに自分なりに頑張っていく姿に、あさひも心を揺り動かされる。
そして一方、完璧人間に見えるあさひにも弱さがあるとまもりは知り──
そんなふたりが心を通わせ、近づいたり遠ざかったりを重ねて関係を深めていく、
丁寧な社会人百合ラブストーリーです。
この作品は元々ツイッターやpixivで更新されていた『社会人百合シリーズ』のあさひ×まもりカップルが付き合うに至るまでの物語です。
つまり、以前から『社会人百合シリーズ』を読んでいた人にとっては2人が付き合うに至るまでの物語。
初めて読む人にとっては社会人の大人百合カップルの葛藤の物語になるのではないでしょうか。
僕は以前から大大大好きだったので前者です。
『社会人百合シリーズ』には
- あさひ×まもり
- ゆい×えりこ
- さつき×さくら
の3カップルが登場しますが、今回のお話はあくまであさひとまもりがメインです。
僕の1番好きなゆい×えりこカップルの出番は少なめでしたが、その少しの出番でも十分イチャついていたので満足です(笑)
ちなみにさつきとさくらに関しては今回は一切出てきません。
読んだ感想
それでは今から『仕事の後は恋しよう』の感想を書いていきますが、大前提として僕は岩下継さんの描く漫画は好きです。
前のペンネームの時から好きですし、いつもキュンキュンさせてもらってます。
それを踏まえての今回の感想です。
2人の関係を深めていくための演出として必要だったのでしょうが、登場人物に意地悪な人たちが出てきます。
それが、読んでてきつかった
意地悪な人たちを見ていたら気持ちが悲しくなってしまい、ずーんと心が重くなってしまいました。
そしてこれも好き嫌いがわかれるでしょうが、男の人の出番が多かったですね。
話を盛り上げるために恋敵として登場していました。
ただ、頭で理解できるのとそれを楽しめるかは別ものなんですよねぇ。
もちろん2人の感情の変化や表情などグッとくるシーンもたくさんありましたよ!
相手のことを想うからこそすれ違う場面とか!
苦しすぎるほどの葛藤を描くシーンとか!
ありましたが、プラマイで重くなった方が多かった……。
逆にただイチャイチャする作品よりも、ストーリー重視で両想いになるまでの2人の関係を丁寧に描く展開が好きな方にはオススメですね!
僕も切ない表情や仕草を丁寧に描かれている作品は大好きです。
大好きですけど、物語の中でくらい意地悪な人は見たくないんです……。
今回は2人の出会い編だったのでストーリーの性質上意地悪な登場人物は必要な演出だったと思います。
なので、次巻ではきっと2人のバカップルな日々が描かれることを信じています!
そしてできればゆいとえりこの話も読みたい!
今回の感想は少し重めになってしまいましたが、僕は岩下継さんの作品は好きなので2巻の発売も楽しみに待っています。